ABOUT THE AUTHOR

宮崎駿

1941年1月5日、東京都出身。飛行機会社の役員だった父親や、戦車好きの長兄の影響下、読書や漫画を描いて幼年期を過ごす。1963年、学習院大学を卒業し、アニメーション制作会社東映動画に入社。数々の長編映画に参加後、1978年に「未来少年コナン」を演出し注目を集める。翌年「ルパン三世カリオストロの城」で初の劇場作品を監督、以後「風の谷のナウシカ」、「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」と立続けにヒットを生み出した。1992年には小社刊、「飛行艇時代(「宮崎駿の雑想ノート【増補改訂】」所収)を原作とした映画「紅の豚」が制作公開され、大ヒットを記録した。1997年に「もののけ姫」、2001年には「千と千尋の神隠し」が公開され、同年10月、東京都三鷹市に「三鷹の森ジブリ美術館」が開館した。

小社刊

宮崎駿の雑想ノート【増補改訂】/宮崎駿の妄想ノート 泥まみれ虎/飛行艇時代【増補改訂版】/風立ちぬ

岡部ださく

猫好きの翻訳家にして軍事ヒョーロン家兼駄作家?1954年1月、さいたま市生まれ。学習院大学フランス文学科卒。航空雑誌、艦艇雑誌の編集員を経てフリーランスに。

読者のみなさまへ

飛行機好きの皆さんのご興味が広がるように、「名機や傑作機だけじゃなくて、こんな飛行機もあったんですよ~」と世界の駄っ作機を書き始めて、おかげさまで四半世紀以上、単行本も10巻になりました。イギリスの飛行機や軍艦も、日本じゃなんだか人気が薄いんですが、こんなに面白いですよ、と思って書いてます。どうぞ楽しんでくださいね。

小社刊

世界の駄っ作機①~⑩/(岡部いさく名義)/蛇の目の花園(世界の駄っ作機番外編)①~③/英国軍艦勇者列伝①・②/月刊モデルグラフィックス(連載)/隔月刊スケールアヴィエーション(連載) 他

デビッド・A・カーター

1957年アメリカ・ユタ州、ソルトレークシティ生まれ。1980年ロサンゼルス移住後、しかけ絵本の製作会社で7年間勤務。その間、多くのアーティストと知り合い、ペーパー・エンジニアとしてポップアップの作り方を教わる。1985年、『はこのなかにはなんびきいるの?』でデビュー。1987年、独立し、むしむしシリーズを含む70冊以上のポップアップ絵本を作成。外国版を含めて合計650万部を売り上げた。『むしむしたまごちゃん』は、ニューヨーク・タイムズの児童書部門で3年間1位になり、不動の人気絵本作家となる。

読者のみなさまへ

「読者を驚かせたり笑わせるなど、人間が持つ自然な好奇心をうまく組み合わせること。そして、コンピューターが発達しようとポップアップ絵本によって、文字の読めない子どもたちが、本を読むことに関心を持つようになってくれたらと願っています。」

小社刊

むしむしさわってごらん
むしむしたまごちゃん
(新装版)はこのなかにはなんびきいるの?
あかまるちゃん
くろまるちゃん
しあわせならてをたたこう
他多数

マシュー・ラインハート

1971年アメリカ アイオワ州、シダー・ラビッツ出身。子どもの頃から美術に関心が深く、時間さえあれば絵を描いていた。学校のノートには授業内容より絵の方が多かったほどである。とりわけ「スター・ウォーズ」に影響を受けた彼のスケッチブックには、モンスターや宇宙船、アクションヒーローでいっぱいになった。大学では、医者であった父の勧めで医学を学ぶが、卒業後、一年ほど遊学する目的で行ったニューヨークでロバート・サブダと出会う。サブダの説得で、工業デザインを学び、やがてポップアップの世界へ。サブダとの共著『恐竜時代』、また独自の代表作『スター・ウォーズ』などベストセラーを次々と制作。

小社刊

ジャングルブック
シンデレラ
スター・ウォーズ
マミー

やまはたマリー

京都府生まれ。工作の名人であった祖父に教わり、8歳のころ妹の誕生日に手作りでしかけ絵本をプレゼントしたときに喜んでもらえたことがしかけ絵本との出会い。偶然見つけた海外のポップアップカードに鳥肌が立つほど感動したことで、本格的にしかけ絵本の勉強を独学で開始。その後絵本教室にも通った。2018年の「第2回手作りしかけ絵本コンクール」で最優秀賞を獲得。実は前年の第1回コンクールでは優秀賞と2位だったことが、さらなる原動力となりリベンジを果たした。コンクールの審査委員長だったきむらゆういち先生からのアドバイスを受け、ぱらぱらしかけがメインの絵本の制作を始める。2021年に大日本絵画でしかけ絵本「ぱらぱらどうぶつえん」を出版。2児の母として日々子供達と接する事で、彼らの好きな事、興味のある事を絵本にしていく。依頼を受けてのポップアップカード作成やワークショップ開催なども行っている。

読者のみなさまへ

私は、しかけ絵本が大好きです。お話と、絵と、しかけが合わさって生まれるパワーは最強で、読む度に喜びと驚きと、あたたかい気持ちをいただいてきました。そんな私がしかけ絵本作家として活動させていただいているなんて、とてもありがたく、幸せです。まだまだ発展途中の私ですが、これからもたくさん研究をして、技術を磨き続け、皆さまに素敵な気持ちをお届けできるよう努めます。

小社刊

ぱらぱらどうぶつえん

ジャン・ピエンコフスキー

1936年ポーランド・ワルシャワ生まれ。幼少期はドイツ占領下の祖国ポーランドからオーストリア・イタリアへと逃れ、1946年両親と共にイギリスにたどりついた。
イギリスで初めて学校に通い、英語を学ぶ。ケンブリッジのキングス・カレッジでは、舞台デザインやポスターなどを制作。後に、グリーティングカード会社を設立。BBC放送の子ども向け連続テレビ番組のために広告・出版・グラフィックアートを手がける。片手間にはじめた子どもの本のイラストが、いつしか主流に。1972年、「海の王国」で最初のケイト・グリーナウェイ賞を受賞。1980年「おばけやしき」で再受賞。現代ポップアップブックの先駆者となる。

小社刊

ファースト・クリスマス
おばけやしき(新装版)
ねこにこわいものはなし
くるみわり人形

モリナガ・ヨウ

1966年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業(漫画研究会に所属)大学在学中より、雑誌などの本文に連動したカットイラストの仕事を始める。イラストルポで独自の世界を築く一方で、立体造形も手がける。弊社作品以外に、東京スカイツリー(ポプラ社)や子ども向けの乗り物シリーズ(あかね書房)、土木関係(アスペクト)など内容は多岐にわたる。

読者のみなさまへ

「世の中を自分なりの視線で描き、形に残すことを心がけています。ごちゃごちゃしていますが、見せ方の工夫はしています。作者の目を通したものが画筆を伝って紙に定着されているので、ゆっくりな線などを読み取って見たものを追体験してもらえると幸せです。」

小社刊

あら、カナちゃん!
東京右往左往
35分の1スケールの迷宮物語
ワールドタンクミュージアム図鑑
モリナガ・ヨウのプラモ迷宮日記
モリナガ・ヨウのプラモ迷宮日記2
私家版戦車入門1

ロバート・サブダ

1965年アメリカ・ミシガン州、ピンクニー生まれ。母親は毎夜、就寝前に兄弟に読み聞かせをし、彼に自信と希望を与えた。また石工であり大工だった父親からは、手で物を作る能力や忍耐することを学ぶ。ある日歯医者で出会ったポップアップブックに「歯医者にいることを忘れるくらい驚き、夢中になった」ニューヨークのプラット・インスティテュート美術学校在学中、児童書出版社の仕事を手伝いながらイラストレーターを目指す。1994年、各国でベストセラーとなった『クリスマス・アルファベット』で衝撃のデビュー。『ナイト・ビフォー・クリスマス』『クッキーカウント』『不思議の国のアリス』と傑作を発表し続け、「紙工作の魔術師」と絶賛されている。

小社刊

ナイト・ビフォー・クリスマス
クリスマスの12日
不思議の国のアリス
クッキーカウント
ピーターパン
美女と野獣